場所:東京都のイベント

ブラック企業とジャーナリズム

イベント説明

学生向けイベント「ブラック企業とジャーナリズム 〜ユニクロ潜入取材から見えてきたもの〜」を開催します!
 
シャーナリストの横田増生氏は2011年に『ユニクロ帝国の光と影』を出版しました。しかしユニクロ側は日本国内の店長や委託工場での長時間労働の記述が名誉毀損に当たるとして、版元の文藝春秋に2億2000万円の損害賠償を求めて提訴。裁判の結果、東京地裁、東京高裁、最高裁でユニクロは敗訴しました。
 
その後、横田氏は、ユニクロ柳井会長の「<悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど。会社見学をしてもらって、あるいは社員やアルバイトとしてうちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたいですね>(「プレジデント」2015年3月2日号)」という言葉を受けて、2015年10月から約1年間アルハイトとしてユニクロ店舗に潜入取材を行い、過労死ラインを超える長時間労働やパワハラの実態を告発しました。
 
「ブラック企業」との批判を受けることの多いユニクロで何が起こっているのか。なぜブラック企業は蔓延するのか。相談活動からブラック企業を明らかにしたPOSSE・今野と、地道な取材活動を通じて発信するジャーナリスト・横田氏が議論します。
 
労働問題・貧困問題に関心のある方や、ジャーナリズムに興味のある高校生・大学生・就活生など、多数の方々のご参加をお待ちしております!
講師
横田増生氏(ジャーナリスト、『ユニクロ帝国の光と影』著者)
1965年、福岡県生まれ。アイオワ大学大学院で ジャーナリズムを学んだ後、物流業界紙の編集長を務め、フリージャーナリストになる。国内外のユニクロ労働者の実態を詳細に記述した『ユニクロ帝国の光と影』を出版後、ファーストリテイリングとユニクロが名誉毀損で訴訟を起こしたことからも注目を浴びる。潜入取材をまとめた『『ユニクロ帝国の光と影』著者の渾身レポート ユニクロ潜入一年』を今年1月に出版。著書に、『仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』、『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』など。
今野晴貴(NPO法人POSSE代表、『ブラック企業』著者)
1983年生まれ、一橋大学大学院博士課程在籍。年間2000件以上の若者からの労働・生活相談に関わる。著書『ブラック企業』が10万部を超えるべストセラーとなり第13回大佛次郎論壇賞受賞。2013年には「ブラック企業」で新語・流行語大賞「トップテン」を受賞。政治家や官僚に対する勉強 会などを通して、政府のブラック企業対策推進に貢献した。労働・貧困問題に関する多数の著作を発表し、テレビ、新聞等でも頻繁に発言している。著書に『ブラック企業』、『ブラック企業2』、『求人詐欺 内定後の落とし穴』 『ブラックバイト 学生が危ない』など。
 

開催日

2017年3月17日17:00 ~ 2017年3月17日19:00

主催者・問い合わせ先

ブラックバイトユニオン

開催場所

項目内容
場所YMCAアジア青少年センター3階 304・305
住所東京都千代田区猿楽町 2 - 5 - 5

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