場所:東京都のイベント

寄り道教室 vol.4 「文学」と「お・ん・な」

イベント説明

寄り道教室第四回目は「文学と女」というテーマで行いたいと思います。
【講座概要】
私、天真爛漫な主催者である光武とcynicalな相棒葛西がファシリテーターとなり、皆さんを文学の世界へと誘いたいと思います。文学の中で描かれる「おんな」。あえて「お・ん・な」と書かせて頂きますね!描かれる時代や社会が異なれば、「お・ん・な」の姿も異なります。その多種多様な姿を、社会の中で「女性」がどのように見られていたかを示す一例として考えてみる。ちょっとワクワクするテーマだと思いませんか?たとえば平安時代の貴族の女性から、大正時代のモガ(モダンガール)まで、すこしずつ美味しいところだけ摘まみ食いしてみましょう。美味しいところだけ僕らがちゃんと用意しておきますのでご安心を。文学から「女性」そして社会まで見通してみる。贅沢に時間を使って、人生のちょっとした「寄り道」を一緒に楽しみましょう!
前半(古典パート)は葛西が担当します。
平安時代は「枕草子」を使って、宮廷で理想とされた女性の姿に迫ってみましょう。清少納言が描く中宮定子の姿を通じ、平安時代の王朝サロン、そして平安時代とはどのような時代で合ったのかをゆっくりと考えてみましょう。
また鎌倉時代からは、台頭してくる武士の中で女性はどのような役割をになっていたのか。説話を通じて鎌倉時代を読み解きます。
後半(近代パート)は光武が担当します。
まずは明治時代を代表する女流作家樋口一葉の「たけくらべ」を題材に使います。ここから遊郭と女性、特に性産業に従事する女性の生き方を通じ、江戸から明治という時代の移り変わりを考えてみましょう。美登利の生き方を通じ、現代の性産業の在り方なども触れてみたいと思います。
大正時代からは、日本を代表する耽美派の巨匠、谷崎潤一郎初期の作品である「痴人の愛」を選びました。「ナオミズム」という言葉が流行するほどのブームを巻き起こしたこの作品は、悪魔的ともいわれる「名(迷)作」です。大正時代のモガ達はどんな生活をしていたのか、「ナオミ」を通じて見てみると面白い発見があることでしょう。
こうしたテーマを面白そうだなと思ったら、「文学」に触れる機会がなかった方も是非参加してみて下さい!葛西共々、一緒に「寄り道」してくれる人をお待ちしております。

日時:2017年11月26日 14~16:30時(受付開始13:30~)
※簡単な懇親会を用意しておりますが、人数を把握するために事前に教えていただけると助かります。
場所:KAIDO Books & Coffee(京急線北品川駅より5分)
費用:3500円
​【中高生の皆様へ】
大学生~から大人向けの講座ですが、中学生・高校生の参加も歓迎しています。ご興味がある方はご参加ください。もちろん、中高生向けの講座として「寄り道教室 For Teen」もご用意しておりますので、そちらもご検討ください。どちらも内容は初学者向けのものですので、事前の学習は不要です。

開催日

2017年11月26日14:00 ~ 2017年11月26日16:30

主催者・問い合わせ先

Suguru Mitsutake

開催場所

項目内容
場所KAIDO Books & Coffee
住所東京都品川区北品川2-3-7

開催場所の地図

SNS・Bookmark

B!

近隣のイベント

近隣の場所 (直線距離)