場所:兵庫県のイベント

神戸開港150年記念特別展「開国への潮流」

イベント説明

今年は神戸開港から150年目の年にあたり、本展はこれを記念して開催するものです。18世紀半ばから19世紀半ばまで100年間は、軍事力を伴いつつ「開国」を迫る欧米諸国と対峙しながら、日本が新たな国際関係に歩みを進めるための模索の時代でもありました。神戸開港は、その集大成の一つといえるでしょう。安政5年(1858)に欧米諸国との間に締結した通商条約によって、兵庫(神戸)は箱館、神奈川(横浜)、新潟、長崎とともに開港場に選定されます。しかし先行する箱館、横浜、長崎の開港に伴う国内経済の混乱や尊皇攘夷運動の隆盛、そして朝廷の猛烈な反対により開港は困難な状況になりました。欧米諸国との交渉によって開港は5年延期されましたが、兵庫および神戸は、この間に急速に政治的地位を上昇させた畿内における幕府海軍の拠点、幕府直轄港に位置づけられ、港の近代化が急速に進められていきます。そして、これが開港後の神戸の発展に結びついていくのです。本展では、近年新たに見出された絵図や日記、古写真などを交え、その歴史的潮流を、当時の国際環境や政治・外交に照らしながらたどってみたいと思います。

開催日

2017年8月5日10:00 ~ 2017年9月24日17:00

主催者・問い合わせ先

神戸市教育委員会事務局博物館学芸課

開催場所

項目内容
場所神戸市立博物館
住所神戸市中央区京町24

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